ニリンソウの群生・氾濫原 平成17年5月24日
 きょうは低気圧が三陸沖を通過するそうで、天気は期待出来そうにありません。
 氾濫原のニリンソウが見頃を迎えたと、掲示板で教えていただきましたので、早速、行って見る事にしました。 昨年は、四季の風景を眺めてみたいと思い、足繁く通った氾濫原でしたが、今年はトンとご無沙汰でした。
 2月に雪の林道を歩いて桑沼を訪れましたが、氾濫原は、今年初めて歩きます。

 氾濫原手前にある桑沼に着いた時は、パラパラと雨が降ってきました。 まずは桑沼の湖畔に下りて新緑の風景を眺めます。 北泉ヶ岳に通じる大倉尾根には、まだ東斜面に雪が残っているのが見えます。 その上部はガスっていて、北泉ヶ岳の山頂は見えません。 大倉尾根に咲くシロヤシオもそろそろ花を付ける時期ですが、今日は氾濫原へ向かいましょう。

 氾濫原は、北泉ヶ岳から北に伸びる大倉尾根の麓、尾根の崩落により出来た窪地です。 普通なら沢水がたまって沼が出来るところですが、氾濫原は沢水が地中に吸いこまれ伏流水となる不思議な場所です。

 桑沼林道にある縄文の森入り口に車を置き、氾濫原入り口まで少し歩きます。 大きな看板のところを左折して山道に入ると紫色のタチツボスミレが出迎えてくれました。 道筋にポツリポツリと咲くキクザキイチゲは、花をしぼめて眠っているようです。

 道沿いはブナの林になっていて若草色に芽吹いた新緑が綺麗です。 大倉山から北に下る尾根の稜線を越えた辺りからシロヤシオの花が目立ってきました。 今年は花数が多く葉が少ないようで、純白の花が良く目立ちます。 

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大倉尾根の断崖
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沢の水が消える
 窪地に向かってドンドン下って行き、崩れた岩が堆積した岩場を過ぎ登り返すと、氾濫原はもうスグです。 クマでも隠れていそうな岩穴のある深い森を抜け、沢の流れる明るい空間が開けると氾濫原に到着です。  今日の大倉沢の流れは少し伸びていて入り口の下の所で消えていました。 倒木の上を渡って沢の対岸の道に着くと登山道の両脇はニリンソウの花に埋め尽くされていました。
 これは素晴らしい! ニリンソウに導かれるようにカツラの巨木が並ぶ氾濫原に足を進めると、そこもニリンソウの群生です。 

 あまり沢山咲いているので歓喜の声も忘れて眺めてしまいました。 昨年来た時は、時期が遅くて別の夏草が伸びてしまいニリンソウが隠れてしまったのですが、今年は丁度良い見頃のタイミングでした。
 氾濫原全体にニリンソウが咲いているので、真中の高い場所からでないと素晴らしい群生を一望にする事は出来ないでしょうか。 でも、氾濫原の真中に立ってグルーッと360度見渡せば、どこもニリンソウの絨毯です。 その中に、ピョコンと首を出して咲く淡い紫色のシラネアオイも綺麗です。

 いつまでも眺めていたいのですが、コバエのような虫が顔の周りを飛びまわって邪魔をします。 はらっても、掃っても、まとわり着いて来るしブヨがたまに噛んだりするので要注意! ニリンソウを眺めて休憩したかったのをグッ!と我慢して大倉山に向かいました。

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 氾濫原のニリンソウ
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大倉山の東屋からの展望
 
 大倉沢から急峻な斜面を登って行くと、追いかける虫の量がズッと少なくなります。
 一汗かいて大倉山の山頂にある東屋に到着したら、ポットのお湯でドリップコーヒーをいれてコーヒータイムです。 良い香りが漂ってきました。
 氾濫原の素晴らしい眺めを思い出しながら一口、、、曇り空が残念ですが、景色を眺めてもう一口。
 コーヒーが美味いな〜♪
 

 もう、大満足の山歩きでした。

写真集にしましたので、皆さんもコーヒーを飲みながらお楽しみ下さいネ! 


【写真集】

縄文の森

氾濫原の風景

桑沼の朝
シロヤシオ・ツツジを見上げる。
ニリンソウの群生
シロヤシオ・ツツジの花見
ニリンソウの風景
ニリンソウの小道
シラネアオイ
船形山を望むが、見えない。
水辺のニリンソウ
大倉沢の流れ
 
 

 

 

 

 

 

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